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- わたなべこゲスト
『全知全能の神は存在しないという話』をもしよろしければ、ブログでもっと詳しく書いていただけるととても嬉しいです。
mienaキーマスターわたなべこさん、ご質問ありがとうございます。
全知全能の神様がいないのは、数学で証明されています。
ハイゼンベルクが証明した「不確実性原理」の話なのですが、簡単にご説明すると…
理科室のビーカーにお湯を入れて、お湯の温度を温度計で測ろうとすると、温度計をビーカーに入れたことで、お湯の温度が下がってしまって、正確にお湯の温度が測れないのです。
つまり、お湯の温度を測ろうとすれば、「お湯の温度を測る行為が、温度を変えてしまう」のです。
ようするに、何かを知ろうとすれば、知ろうと思っている対象に、何らかの影響を与えてしまうのですね。
よって、全知全能の神様がいるとすれば、対象に何ら影響の与えない「無」の存在でなければならない…
それは、「全知全能の神様」の「知」が、対象に何らかの影響を与えてしまうので、そもそも知ることが不可能なのです…
全知全能の神様が、「無」の存在でなければならないのならば、それは、イコール 全知全能の神様は、「いない」ということになるのです。
全知全能の神様が、「無」の存在でなければならない = 全知全能の神様はいない
上記の解説は、若干、ミエナ流の解釈が入っているかもです…。正確にお知りになりたい方は、こちらの本をご参照ください。
わたなべこゲストミエナさん、こんにちは
いつもブログから楽しく学ばさせて頂いております。また、お忙しいなか質問をとりあげて下さりありがとうございます。>なぜなら、「全知全能の神様」の「知」が、対象に影響を与えてしまうので、知ることが不可能なのですよ。
>全知全能の神様が、「無」の存在でなければならないのならば、それは、イコール 全知全能の神様は、いないということになるのです。
全知全能の神は存在しないということ、そのワケが理解できました。今ちょうど、福岡正信氏がかかれた「無Ⅰ 神の革命」という本を読んでいるのですが、とても似た内容が書かれておりました。ご紹介頂いた『なぜ、脳は神を作ったのか』も時間つくって読んでみたいです。
ところで最近ミエナさんのブログを読んでいると、とてもタイムリーに疑問に思っていた内容ばかりで鳥肌が立つときがあります(笑)
そしていつも気持ちよく腑に落ちる感覚がとても楽しいです。お忙しいなか本当にいつも更新ありがとうございます。
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