お葬式と戒名の役割は?

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  • #39017返信
    ショコラ(50代女性)
    ゲスト

    葬式無用、戒名不要という考え方は正しいですか?

    お盆が近くなると、家族で今後の事を話し合う機会が増えます。
    その際、私は白州次郎さんの言葉を引用し、お葬式をせず、戒名をつけず、静かに送ってと伝えます。

    しかし、残された家族のために、お葬式や戒名は必要なのではとも考えます。
    ミエナさんの見える世界での、お葬式と戒名の役割を教えてください。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    #39016返信
    miena
    キーマスター

    ご質問ありがとうございます。

    まず、「葬式無用」というのは、親族がお亡くなりになっても、お葬式をやらないことを指します。

    「戒名不要」は、故人に対し、戒名を行わないことです。

    ちなみに、「戒名」の意味は下記です。

    戒名(かいみょう)は、仏教において、戒を守ることを誓った(受戒した)者に与えられる名前である。仏門に入った証であり、戒律を守る証として与えられる。

    戒名 – Wikipedia

    遺言にて、「葬式無用、戒名不要」を親族にお伝えする方も多いようですね。

    なぜお葬式をやるのか?

    まず、「なぜお葬式をやるのか」ですが、故人の魂は、遺族の愛をすごく必要としているのです。今まで、一緒に生活したり、人生を供にしていたわけですから、その愛する人たちと別れる際に、急激に孤独感を味わうのですね。

    この孤独感が、ときに成仏を妨げてしまい、故人の魂に苦しみを与えます。そのようなことがないように、お葬式を行い、霊を弔うのです。

    ただ、正直な話…お葬式でなくとも、故人の霊に愛を伝え、孤独を癒やすことはできるのですよね。

    でも、一方で、故人の魂に対し、愛を伝えられないご遺族もおります。ご遺族は、故人に対して憎しみを持っているケースですね。この場合、魂を弔う上で、ご遺族の憎しみも浄化されていることが理想です。そうでないと、故人の魂に愛を伝えることはできないし、反対に、悪い気を送ってしまいます。

    となると、お葬式をやって、厳粛で且つ、浄化された空間を作り、大勢が心を一つに合わせた方が、故人の魂に対して、良いエネルギーが送れるのです。

    お葬式は必要?

    故人が、心からご家族に愛された生活をしていれば、葬式はいらないです。

    でも、ご家族の中に、故人を恨む気持ちがある、故人を慕う人があまりに少ない場合、葬式をやった方が、故人の魂にとってはメリットが多いです。

    戒名についても、戒名した方が成仏しやすいです。戒名しないからと言って、成仏できないわけではないですが、霊における「私、死んだんだ」という自己意識は、戒名した方が起こりやすいのです。(故人の信仰心により差は出ます。)

    ただ、心が出来上がっている人、すごく尊敬されている人などは、戒名などなくとも大丈夫です。どちらかというと、愛されていない人、精神レベルが高くない人ほど、お葬式と戒名が必要だと感じます。

    参考記事:人は、死んだらどうなるのか?【私がお葬式で見たもの】

    #39030返信
    ショコラ(50代女性)
    ゲスト

    ミエナさん、ご回答をありがとうございます。
    お葬式と戒名の役割を、とてもよく理解できました。
    私は勝手に、残された遺族のためのものであると考えていました。
    気安く、葬式無用、戒名不要は言うものではないですねー
    反省、反省、、、
    いつもありがとうございます。

    #39032返信
    miena
    キーマスター

    ショコラさん、
    コメントありがとうございます。

    お葬式の行事は、かなり霊的、スピリチュアル的に的を得ています。
    しかしながら、一方で「とりあえずの儀式」と化した部分も多いですね。

    私も勉強になりました。
    また、ぜひご質問をお寄せ下さい。

    ミエナ

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